コロナ禍の影響もあり、自宅での遊びとして一段と普及したのがオンラインゲームです。そして、プロの選手がゲームの腕を競い合う「eスポーツ(イースポーツ)」も、世界中の人が知るところとなり、多くのファンがトーナメントの大会を観戦して楽しんでいます。
今回は、eスポーツの各ゲームトーナメントの合計視聴時間の観点から、世界で人気のeスポーツゲームを4種類ご紹介します!
1.PUBG MOBILE(PURGモバイル)
PUBG Corporationが開発しているバトルロイヤルゲームで、 PUBGという名称は「PlayerUnknown’s Battlegrounds」の頭文字からとったものです。
2020年は新型コロナウイルスの影響で中止となりましたが、日本を含めた世界の主要都市で大会も開催されています。
PUBG MOBILEのルールと特徴
1ゲームにつき、プレーヤーは最大100人が参加可能です。
1人プレイだけでなく、2人タッグや4人スクワッドといったチーム戦モードもあります。
プレーヤーはフィールド内にあるアイテムを駆使しながら、最後の1人、または1チームになるまで生き残ることを目指します。
荒野や雪原といったマップ上に、小屋・軍事基地・倉庫といったフィールドが用意されています。
ゲーム開始時はアイテムを一切所持しない状態でスタートするので、フィールド内からアイテムを探すことになります。
突如現れる飛行機からアイテムが投下されるなど、不特定要素も含まれているので、プレーヤーは常に気が抜けません。
2.Dota2(ドータ 2)
Valve Corporationによって開発、2013年に発売された戦略ゲームで、日本語対応がやや不足していますが、世界規模の人気を誇ります。
ヨーロッパ、アメリカ地域が対象ではありますが、2016年からは毎年8月に国際大会が開催されています。
ジャパンベットによるとe-sportsにおけるDota2の賞金総額はゲームタイトル別で圧倒的な差で1位となっています。
今のところ、アジア地域からの招待国はありませんが、日本でも徐々に人気度が上がってきているタイトルの1つです。
Dota2のルールと特徴
5対5の2つのチームに分かれ、敵チームの拠点を攻略を目指します。
どちらかのチームが敵のタワーを破壊しながら、エンシェントという敵の本陣を先に破壊した方が勝利です。
時間は、1試合につき30~90分と長期戦で行われます。
そのなかでプレーヤーは、100体以上いるキャラクターを試合中にどのように育てるのか、マップごとに異なる地形をどう生かすのか、といった戦略が勝負の分かれ目です。
3.リーグ・オブ・レジェンド(LOL)
世界的に最も有名なPCゲームの1つで、日本語版は2017年3月にサービスが開始されました。
大会も世界各地で行われており、中でも毎年秋に行われる世界大会は200万ドルを超える優勝賞金をかけて争います。
また、2019年大会のライブ配信の同時視聴者は、およそ4400万人でした。
他のゲームの主要大会でも同時視聴者が100万人を超えることが少ないことを考えると、リーグオブレジェンドの圧倒的な人気ぶりが分かります。
リーグオブレジェンドのルールと特徴
このゲームも5対5の2つのチームに分かれ、各プレーヤーはチャンピオンと呼ばれる100種類以上いるキャラクターから1体を選びます。
チャンピオンを動かして、ネクサスと呼ばれる敵の本拠地を破壊することを目指します。
リーグオブレジェンドはゲームモードが豊富なのも特徴です。
プレーヤー同士の対戦だけではなく、AIの操るチャンピオンと対戦できる「AI戦」など、ユーザーを飽きさせない要素が満載です。
4.CS:GO
CSは「カウンターストライク」の略称で、対テロ特殊部隊とテロリストとの戦いがテーマの対戦ゲームです。
このゲームもヨーロッパ、アメリカ地域をメインに高い人気度を誇ります。
CS:GOのルールと特徴
プレーヤーはカウンターテロリスト=特殊部隊かテロリスト、どちらかのチームを選びます。
マップの種類は複数ありますが、オンライン上で最も遊ばれるのが「爆弾解除マップ」です。
制限時間内に、テロリストは爆弾を設置し、爆破まで守り抜きます。
一方のカウンターテロリストは、爆弾の設置を阻止、設置されれば解除を行い、どちらが成功させられるかを競うものです。
最後に
eスポーツで人気のあるゲームは、自分でプレーして遊ぶ楽しさはもちろんのこと、大会に参加する「プロ」の試合を視聴するおもしろさも魅力です。
今回紹介したゲームで気になるものがありましたら、ぜひチェックしてみてください!
参考URL:https://escharts.com/blog/most-popular-esports-games-2020